年金っていくらもらえるの?将来もらえる「年金額」を調べてみよう

  • 2021年10月22日
  • 2022年7月31日
  • LIFE

こんにちは。カインズサービス編集部の山田です。

あなたは、自分の年金が、将来いくらもらえるか知っていますか?

知らないという人は、今すぐに自分がもらえる年金を把握しておいたほうがいいです。

人生100年時代と言われる昨今。自分がどのような働き方をして、どのような生活設計で生きていくのか、あらかじめ予想して決めていく為にも、自分が将来もらえる年金額を把握しておくことは、とても大切なことです。

しかし、「でも、年金って将来、本当にもらえるの?」と、不安を抱いている人も多い事でしょう。

特に若い世代は、将来に対して漠然とした不安を持っている人が多いと思いますが、ちゃんと調べて勉強をして、正しい知識を身に着けていくことが大切です。

本記事を最後まで読むことで、こんな事が理解できます。

  • 年金の仕組みについて
  • 自分が将来もらえる年金予想額



自分の将来に対して、漠然とした不安がある方は、ぜひ本記事を参考にして頂ければ幸いです。

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「公的年金制度」の仕組みについて理解する

「公的年金制度」の仕組みについて理解する

公的年金制度は、主に「国民皆保険」「社会保険方式」「世代間扶養」の三本柱となっています。


また、公的年金の対象は、所定の年齢に達することにより支給される「老齢年金」だけではなく、思わぬ事故や病気になったときの「障害年金」、一家の働き手が亡くなった時の為の「遺族年金」があります。

次に「国民皆保険」「社会保険方式」「世代間扶養」 について解説します。

国民皆年金

基本的には、20歳以上60歳未満のすべての人を対象に、公的年金への加入義務があります。このような日本独自の「国民皆年金制度」によって、安定的に保険料収入を確保でき、社会全体で年金を受け取っている方の生活を支えることが可能となっています。

社会保険方式

現役世代が納める保険料を基本の財源として、そこに国庫負担金(税金)を組み合わせることで、安定的に年金を給付できる仕組みです。原則、保険料を納めていないと年金を受給することはできません。

世代間扶養

現役世代が納める保険料をもとに、年金を支給する世代間扶養「世代と世代の支え合い」によって成り立っています。「世代間扶養」により、年金の支給は生涯にわたって続き、物価変動にも対応できる仕組みとなっています。

「年金積立金」はGPIF運用されている

「年金積立金」は運用されている

実は「年金積立金」は、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)という独立行政法人によって、管理・運用されています。

GPIFは厚生労働大臣から寄託された「年金積立金」の管理及び、運用を行っており、長期的な観点に立った「分散投資」をしています。

「年金積立金」は、適切なリスク管理を行って、効率的に運用がされています。

以下のデータは、現段階での運用状況ですが、「年金積立金」の運用実績は好調で、右肩上がりで運用されていることが分かります。

「年金積立金」はGPIFに運用されている
引用元:年金積立金管理運用独立行政法人

若い世代は年金を受け取れないのではないか‥」という不安を持っている人も多いかと思いますが、このような運用データからも現状では、悲観的なフェーズではないということが分かります。

自分がもらえる年金額を調べてみよう

それでは早速、自分が将来もらえる年金額を調べて見ましょう。

将来もらえる年金額を調べるのにベストなのは、「ねんきんネット」です。

まずは、「日本年金機構」のWEBサイトにアクセスしてみましょう。

ねんきんネット
引用元:日本年金機構ホームページより


次に、「新規利用登録」をクリックして、「ねんきんネットの利用登録」をしましょう。

ねんきんネット
引用元:日本年金機構ホームページより

マイナンバーカードをお持ちの方は、「マイナポータルからのご利用」をクリックしましょう。

マイナンバーカードを持っていない人は、「基礎年金番号」「ねんきん定期便」を準備の上、登録手続きを行いましょう。

ねんきんネットを活用すれば、将来受け取れる「見込み年金額」を調べることができます。気になっている人は、早速、調べて見ることをおすすめします。

【まとめ】年金っていくらもらえるの?将来もらえる「年金額」を調べてみよう

【まとめ】年金っていくらもらえるの?将来もらえる「年金額」を調べてみよう

今回の記事では、年金の仕組みについて、将来もらえる年金額について解説しました。

これからの日本は、「人口減少」「少子化」「高齢化」「インフラの老朽化」など、様々な課題が山積みです。

自分自身の身を守っていく意味でも、国の制度をしっかりと理解した上で、基礎的なマネーリテラシーを高めていくことが重要だと感じます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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