この記事を読んでいるあなたはメモすることを習慣化していますか?
メモをするメリットといえば、自分の思考の整理ができることですよね。スマホなどのデバイスにメモしている人は多いと思いますが、手書きでノートにメモすることを習慣にしているという人は意外と少ないのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは「記録のためのメモ」ではなく「戦略的なメモ術」です。
本記事では、メモを実践することで鍛えることのできる5つのビジネススキルについて解説していきます。
メモで有名な書籍といえば、発行部数68万部を売り上げたベストセラーの「メモの魔力」です。(2020年5月)
著者の前田裕二さんは、本書の中で「メモを第2の脳」として活用すべきだと仰っています。「メモの魔力」には、仕事で成果を出すための重要なヒントが詰まっているのかもしれません。
本書の一部をレビューしつつ、手書きメモの重要性について書いていきたいと思います。
メモすることで鍛えられる5つのスキルとは?
本書ではメモを習慣にすることで、鍛えることのできるビジネススキルを以下の内容としています。
- 知的生産性の向上
- 情報獲得の伝導率向上
- 傾聴能力の向上
- 構造化能力の向上
- 言語化能力の向上
①知的生産性の向上
本書では、「記録のためのメモ」ではなく、「知的生産のためのメモ」を習慣化すべきと書かれています。
単純に聞いたことだけを記録するのではなく、知り得た情報に対して、自分なりのアイデアと付加価値を付け加えてメモしていく。これこそが知的生産のためのメモだと言えるでしょう。
こういった意識を持ってメモすることにより、仕事のアウトプットの質が高まっていくのだと思います。
②情報獲得の伝導率向上
メモを習慣にすることで、情報への感度が高まり、一つ一つの情報を素通りしなくなります。
情報への感度が低い状態だと、相手との会話の中ですべてを拾いきれず、コミュニケーションのすれ違いが起こります。しかし、相手の言葉をしっかりキャッチしようと意識すれば、メモすることへの姿勢も大きく変わります。
情報をゲットしようというアンテナの本数を増やすことによって、より高い情報収集力が身につきます。
③傾聴能力の向上
相手と会話している時に、スマホやパソコンなどのデバイスでメモをされるのと、紙とペンを取り出してメモをされるのとでは、どちらの方が会話に熱量が乗ってくるでしょうか?
例えば、大切な顧客との商談中に「すみません。今の話、もう一度メモさせてもらいながら聞かせてもらってもよろしいですか?」と言われた方が、相手方は「しっかり聞いてくれている」「もっと細かくしっかりと説明しよう」という意識になりますし、実りのある会話になるのは間違いありません。
こういった姿勢が、相手から一つでも多くの有益な情報を引き出すための「傾聴能力・コミュニケーションスキル」の向上にも繋がるはずです。
④構造化能力の向上
ちゃんとしたメモをとるためには、構造化能力が欠かせません。構造化脳力とは会議などの議論の場で、今どのテーマについて話し合われていて、どこまで進んでいるのかを把握する能力です。
あるテーマから脱線をしている人や、そもそも目的としているテーマとは別テーマで話している人を見分けることができるので、会議のファシリテーターや議事録をとる人にとってみれば、とても重要な能力だといえます。
⑤言語化能力の向上
メモをとるためには、脳内に散らばった曖昧な感覚や概念を言葉にしなくてはなりません。
日頃からメモを習慣化していくことで、頭の中でぼんやりしていることを強制的に言語化していくことになるので、言語化能力は間違いなく磨かれていきます。
メモを積み重ねていくことで言葉を紡ぐ力が引き上げられていくのです。
アイデアを生み出すための実践的なメモの書き方
メモの魔力では、ノートを全体を使ってメモ書きする方法が解説されています。
- ノートを見開きで使う
- 左側に左脳的な事実(ファクト)を書き込む
- 右側に右能的な発想(クリエイティビティ)を書き込む
ノートを見開きで使い、ノートの左側には事実(ファクト)を書き込み、ノートの右側には事実から生まれた発想(クリエイティビティ)を書き込んでいきます。
ノートを見開きで書くイメージはこんな感じです。
メモを取る時には、「事実(ファクト)」→「抽象化」→「転用」の順番で書いていくのがコツです。
起きた出来事や課題などに対して、ありのままを書き出し、その事実から得られた「自分の気づき」を抽象化して書いていきます。
そして、自分の感じたことや気づいたことに対して、「こんな考え方もできるのではないか?」と転用することで、次に自分が取るべきアクションが決まったりします。
このように自分の思考を深堀りしていけるのがメモの醍醐味です。
悩みや課題に対して「アクションプラン」が決まるのがメモの素晴らしさ
目の前にある「具体的な事実」から「抽象化」をしていく工程の中で、新しいアイデアや取り組みが生まれたりするのがメモの素晴らしいところでしょう。
上記のメモ書きされた画像のように、自分の思考をありのまま書き出して、そこから抽象化・転用するという作業はかなりの労力はかかるものの、「抱えている課題の解決方法」「目の前を切り開くアイデア」を生み出すためには、時にはここまで深く掘っていく必要もあるのだと思います。
自己分析をしたい人や、今ある悩みや課題を解決していきたいという人は、ぜひ戦略的なメモ書きに挑戦してみてください。
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