あなたが働いている職場は「ユーモア」にあふれていますか?
カインズサービス「メディア事業部」の山田です。
今回は仕事や職場における「ユーモアの重要性」について解説していきます。
本記事を最後まで読むことでこんなことがわかります。
- 職場にユーモアが必要な5つの理由
- 毎日の仕事にユーモアを取り入れる方法
「ユーモアがもたらす力」を理解して、職場で実践していきたい人は、ぜひ最後までお付き合いください。
職場にユーモアが必要な5つの理由
全米ベストセラーの「ユーモアは最強の武器である」には、ビジネスにおけるほとんどの悩みは「ユーモア」によって解決できると述べられています。
本書では「ユーモア」がもたらす効果を科学的に解明しています。
本題である職場にユーモアが必要な理由は以下の通りです。
- ユーモアがあると創造性が発揮しやすくなる
- ユーモアがあると心理的安全性が高まる
- ユーモアがあると人との繋がりを感じやすくなる
- ユーモアがあるとストレスが緩和される
- ユーモアがあると会社に行くのが苦痛でなくなる
一つずつ解説していきます。
ユーモアがあると創造性が発揮しやすくなる
あのアップル社でクリエイティブ・デザイン・スタジオのトップを務めた浅井氏は、創造性の邪魔をするのは「恐怖である」と指摘しています。
想像力の最大の阻害要因は、恐怖です。
引用元:ユーモアは最強の武器である
そしてユーモアこそ、企業文化から恐怖を遮断するのに最も効果的なツールだと分かったのです。
ユーモアをうまく活用していくことで、従業員のクリエイティブな部分である「創造性」を引き出していくことができます。
創造性が高まれば、業務改善のヒントや、ビジネスにおける新しい戦略を思いついたり、組織にとってもプラスになるアイデアが生まれやすくなります。
ユーモアがあると心理的安全性が高まる
日常的にユーモアがあると従業員の「心理的安全性」が高まります。
陽気さの文化は従業員にとって安全な場を生み出すのです。
引用元:ユーモアは最強の武器である
安心感があって、リーダーが恐怖ではなく陽気さでみんなを導いていると感じると、思い切って挑戦する意欲が湧いてきます。
バカにされる、仲間外れにされるといった心配をせずに、いろんなことを試してみたくなる。イノベーションに対して積極的になるのです。
ユーモアを大切にしている職場では、働いている人の不安が和らぐことで安心感が生まれるので、失敗を恐れずに積極的にチャレンジがする人が多く生まれます。
失敗を恐れることなく「挑戦する人」が多い組織では、新たなイノベーションも生まれやすいですよね。
職場に安心感があるからこそ、自分の壁にも積極的にトライできるはずです。
心理的安全性について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
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ユーモアがあると人との繋がりを感じやすくなる
ユーモアを大切にしている組織では、人との繋がりを感じやすくなり、コミュニケーションが円滑になります。
一緒に笑うと、相手に対して腹を割ったり、弱みを見せたりしやすくなるのだ。
引用元:ユーモアは最強の武器である
言い換えれば、一緒に笑うことは職場でオキシトシンを分泌させるための、人事部公認の数少ない方法のひとつなのだ。
笑いあうことで、相手に何となく親近感が湧いて、言いたいことが言いやすくなったりしますよね。
本音が言いやすくなるということは、下手に格好つける必要がないので、自分の悩んでいることなどの弱みもさらけ出しやすくなります。
苦しい時でもユーモアがあることで、救われる人もいるのではないでしょうか。
ユーモアがあるとストレスが緩和される
笑いのようなユーモアは、人にとって最良の特効薬だと言われています。
ユーモアはストレス緩和に役立つだけでなく、極度の苦痛に対処するのにも役立つ。
引用元:ユーモアは最強の武器である
笑顔が多くなることで血流がスムーズになり、筋肉の緊張がゆるむだけではなく、心疾患にかかわる動脈壁硬化が緩和されるなど、心身への良い影響が生まれます。
ストレスを感じてきたら、同僚と笑いあうことが意識できると良いですよね。
ユーモアがあると会社に行くのが苦痛でなくなる
ここまでお読み頂けたあなたなら「ユーモアの重要性」について十分に理解してもらえたと思いますが、ユーモアのある職場なら「会社に行くのが苦痛…」と感じる人は少ないのではないでしょうか。
仕事は成果を出すための真剣勝負なので、ふざけてばかりはいられませんが
「どうすれば、自分たちが楽しく働けるのか?」
「どうすれば、苦しい仕事に対してモチベーションを上げていけるのか」
このように考えている人たちが集まっている組織であれば、前向きに仕事と向き合うことができるはずです。
『自分の居場所を、一人ひとりの努力で1秒でも長く楽しくする』
ユーモアを主体的に考えることができたなら、「会社に行くのが苦痛…」なんてことは思わなくなるのではないかと思います。
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毎日の仕事でユーモアを取り入れる方法
「ユーモアの重要性は分かったけど、実際にどうすれば良いのか分からない…」、こんな人も多いのではないかと思います。
「ユーモアは最強の武器である」には、ユーモアを浸透させるためのコツがまとめられているので、気になる方は本書を手に取ってもらうことをおすすめします。
一部、抜粋しつつ紹介していきます。
- 例え話をうまく活用する
- メールの締めにクスッと笑える文章を加える
- コールバックを使う
例え話をうまく活用する
ユーモアをうまく活用するには、会話の中に「例え話」を取り入れてみましょう。
起きた物事を「違う何かに例える」のは、バラエティ番組などでよく使われるシーンですよね。
会話の中で例え話がうまく使えると、話の内容がイメージしやすいですし、メッセージ納得感も高まります。
お笑い系の例え話は、以下のサイトがとても面白くて勉強になりますよ。
例えツッコミの事例を現在400個程度載せています。会話の中で例えることができたり例えツッコミを使えるようになると格段に笑…
メールの締めにクスッと笑える文章を加える
メールやチャットでのコミュニケーションでも「ユーモア」をうまく取り入れることで、相手を楽しませることができます。
特にメールの締めで相手がクスッと笑えるような文章を付け加えるのは効果的です。
手紙やメールを受け取った人の多くは、追伸の文章を先に読むと言われています。
追伸は真面目な内容になりがちですが、少し陽気さを加えることで、相手の心を解きほぐすスパイスになるかもしれません。
コールバックを使う
以前うけたジョークや面白かった出来事を引き合いに出すことを「コールバック」と言います。
チーム内で面白かった出来事を細かく覚えておくと、いざという時には「コールバック」でメンバーの笑いを誘うことができます。
みんなで笑える内輪向けのジョークと同じように、有効活用していくことでチームの結束力にもプラスの影響を与えることができるのではないでしょうか。
ユーモアが生まれるコミュニケーションを意識してみよう
仕事や職場に「ユーモア」をうまく取り入れていくことで、働く人たち一人ひとりの生産性も高まり、幸福度も高まっていくのは間違いないでしょう。
「ユーモアは最強の武器である」には、ユーモアは愛のあるところに生まれると述べられています。
愛があるところには、ユーモアもあるはず。誰かと一緒に笑い合うことほど、たやすく気前よくできることはない。はかない瞬間ながら小さな愛の表現だ。
引用元:ユーモアは最強の武器である
互いに打ち解け信頼感が生まれることによって、人間関係も深まる。一緒に笑い合うことで緊張感が解け、あつれきが緩和され、つながりが強化されるとき、ユーモアと陽気さは愛をもたらすのだ。
ユーモアを意識することは難しいことではなく、となりにいる誰かと笑いを共有するだけと考えれば、誰にでも気軽に心がけることができるのではないかと思います。
自分自身が勝手にかけている「心のブロック」を解いて、ユーモアを考えてみるだけで、今の職場環境はグンと大きな変化を起こすかもしれません。
明日から、それぞれの職場でユーモアを意識してみましょう!
カインズサービス「メディア事業部」の山田です。 今回は社内イベントのレポートブログとなります! 2022年10月30日に、神奈川県川崎市高津区で開催された「エンジョイリレーマラソン@多摩川」にカインズサービスのメンバーと、同グ[…]