カインズサービス「メディア事業部」の八木です。
ふと日常で思うことがありませんか。
自分はツイていない、運が悪いな。
あの人、運がいいなと感じることがありませんか。
「運」ってなにげなく言葉を使っていますが運とは何でしょう。
どうしたら運がよくなるのか。
実は運は100%自分次第で決まってくるのです。
運にできるだけ科学的にアプローチした本
・新版 科学がつきとめた「運のいい人」(中野 信子さん著)
を紹介します。
本書の一部を抜粋し、書評させていただきます。
運がいい人とは?
まず、運がいい/運がいい人とはどういう人なのか定義したいと思います。
・だれにでも公平に降り注ぐ運をより多くキャッチすることが出来る人
・また多くの不運を妨げる人
・不運を幸運に変えられる人
新版 科学がつきとめた「運のいい人」より抜粋
言葉で理解するのは簡単ですが、これを実行し運を掴んでいくことはとても難しく感じます。
運がいい人とは、だれよりも”運”をキャッチし、誰よりも不運を妨げ、そして不運を幸運に変える人だという風に定義することができるでしょう。
続いて、運のいい人になるために必要なことについて深堀りしていきたいと思います。
運のいい人になるために
運のいい人になりたいと願うときに、どうしても自分を変える努力をしようとしていませんか。
本書では、自分を変えるということは遠回りだと言われています。
なぜなら何年もこの自分で生きてきた考え方などを変えるのは至難の業だからです。
ここで、本書からの引用を紹介します。
・少し視点を変えて「今の自分を最大限に生かす」
・自分を見直してみて、少しだけ考え方を変えるだけであなたも運のいい人になれます。運のいい人は自分を大切に扱う。
・ほかの人から大切に扱われるようにするには、
そして周囲の人と良好な人間関係を築くためにはまずは自分を大切にする必要がある
新版 科学がつきとめた「運のいい人」より抜粋
自分を変えるということではなく、自分を大切にし、今の自分にできることで日々の人生に小さな変化を加えていくこと、これこそが運のいい人に近づく一歩なのだということです。
自分自身を粗末に扱うことなく、自分自身が自分を大切に扱うことで周りの対応も変わり、運が良くなっていくのでしょう。
運のいい人の特徴
ここで、本書を元に、運のいい人の特徴をまとめます。
- 運のいい人は「おもしろそうかどうか」で決める
-
運のいい人は「自分は運がいい」と思い込む
-
運のいい人は「運がいい」「ツイている!」と声に出して言う
- 運のいい人は積極的に運のいい人とかかわる
一つずつ解説していきます。
運のいい人は「おもしろそうかどうか」で決める
選択に悩んだとき、人はとかくどちらが正解か、どちらが正しいかと考えがちですがそれをやめて「おもしろさ」を判断基準にするのです
月並みですが、物事の選択に迷ったとき、ワクワクする方を選びなさいとよく言われますよね。私の周りにいる輝いている人たちは、リスクを恐れず、おもしろさを求めて挑戦している人が多いと感じます。感じ方は人色々ですが、面白いことをしていると自然と笑顔が増えますし、物事がうまくいくことは間違いないでしょう。
運のいい人は「自分は運がいい」と思い込む
自分は運がいい人間だ、と決め込んでしまう。
これが運を良くするコツのひとつです。
何の根拠もなくていいのです。
思い込みの力は凄まじいと思います。どんな時も自分は運がいいと思い込んで、人生の荒波を乗り越えましょう。
運のいい人は「運がいい」「ツイている!」と声に出して言う
自分は運がいいと思う練習をするときには、声を出して「運がいい」
と言うのがおすすめです。
というのは、人間が何かを記憶するときには大脳深部の海馬という部位が働くからです。
思っているより、声に出すなどの行動に移すことが大事だそうです。
また、紙に書いて部屋に貼っておくこともいいようです。
少し日常を変えるだけで運がよくなる一歩になるということが分かります。
運のいい人は積極的に運のいい人とかかわる
人の運のよしあしは、科学的にみればもともとその人がもっているというよりも
その人の行動パターンによって決まると考えるべきでしょう。
例えば、仲良い友人がおり常に近くにいる日々が続くとその人の行動パターンや
考えていることなど分かってくると思います。
または、その友人の行動パターンが無意識に似てくることもあるでしょう。
運がいい人と関わるということも同じように考えると、運がいい人の行動パターンが似てきて
「運を呼び込む」ことできるようになるということになります。
まとめ
以上、今回は運を味方にできる人の習慣について書かせていただきました。
少しでも皆さんのお役に立てたのならば幸いです。
ところで、松下幸之助さんをご存じですか
パナソニックの前身・松下電気器具製作所を創業し「経営の神」と呼ばれています。
彼が採用試験で必ず最後に聞く質問があったそうです。
それは「君は運がいいか?」ということでした。
運がいいと思っている人の方が少しぐらいの逆境でも諦めたり腐ったりせず
真正面から立ち向かい乗り越えていくという考えがあったからだと言われています。
私がカインズサービスの最終面接を受けた際、「運がいいと思いますか?」と質問があったことを思い出しました。
もしかすると松下幸之助さんの話を知っていたのかもしれません。。。
最後までお読みいただきありがとうございました。