【2022年】派遣検定合格者に聞いた!効率的な勉強方法・試験対策のコツとは?

カインズサービス「メディア事業部」の山田です。

当社は人材派遣会社なので、所属している社員が「派遣検定」という資格試験を受ける機会があります。

今回は「派遣検定試験」の詳しい内容と、実際に派遣検定の合格者に聞いた「効率的な勉強方法」「試験対策のコツ」をインタビューしましたので、詳しく解説していきます。

これから「派遣検定を受けるかもしれない」という方は、とても役立つ内容となっているので、ぜひぜひ参考になさって下さい。

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派遣検定とは人材派遣業界プロの証

派遣検定とは人材派遣業界プロの証

「派遣検定」の正式名称は「労働者派遣契約責任者検定」と言います。

特定非営利法人の「人材ビジネスコンプライアンス推進協議会」が運営している検定試験で、労働者派遣事業に従事している会社や担当者のコンプライアンス能力を高めていくことを目的としています。

主な受験対象者は、派遣元である派遣会社の営業職やコーディネーター業務を担っている人が多いですが、派遣先の総務・人事担当者の中にも受験される人がいます。

派遣検定の合格者は、労働者派遣事業に従事する者として、一定レベルのコンプライアンス能力を有することが認められたことになります。

派遣検定合格者が多く在籍している人材派遣会社は、派遣スタッフ、派遣先企業にとってみれば安心して付き合える信頼性の高い派遣会社だとも言えます。

派遣検定試験の具体的な内容

派遣検定試験の具体的な内容

派遣検定試験の出題範囲は以下の通りとなっています。

  • 労働者派遣法
  • 労働基準法
  • 個人情報保護法
  • 労働安全衛生法
  • 社会保険、一般常識

問題数は50問の択一式マークシートで、試験時間は90分間です。合格ラインは80点以上となっています。

過去試験の合格率は15%〜30%程度と、各回によって合格率にバラつきがありますが、難易度が高い検定試験というのは間違いないでしょう。

それでは、当社の合格者2名にインタビューした内容をお届けします。

派遣検定合格者の声:秋葉原オフィス 営業部 池田さん

【所属】カインズサービス 秋葉原オフィス
【氏名】池田 和也
【出身】埼玉県
【趣味】バッティングセンター
【得意な職種】オフィスワーク全般、コールセンター業務

派遣検定試験に向けての工夫や勉強方法

本格的に勉強を開始したのは、試験日の1ヶ月前からです。(もちろん数ヶ月前から少しずつ勉強はしてました)

1日の勉強時間は、平日は通勤時間などを有効活用して30分〜1時間くらい、土日は4〜5時間ほど行っていました。

具体的な勉強方法は、派遣法・社会保険などのYouTube動画を視聴したり、土日は行政が管理している無料学習室を使用して、過去問を中心に学習しました。

過去問で間違えてしまったところや、たまたま正解しても疑問に感じたところは、すぐにスマホで検索して、ノートに書き出したりして、何度も何度も過去問を解き続け、復習することを徹底しました。

特に工夫したところは、問題や答えを覚えるという感覚よりも、まずは問題に興味を持ち、知ってみようと心掛けたことです。なので、『不明点などは興味を持ち』必ずスマホで検索し『知ること』を心掛けていました。

また、試験対策としては『問題を解くことに慣れる』という点をかなり意識して過去問を行いました。問題の『要点』を読む感覚、解く感覚は試験でとても重要だと思います。

派遣検定試験の難しかったところ

メンタルを保つのが難しかったです。当日、いざ本番になると試験会場の雰囲気に圧倒されてしまい、緊張して弱気になってしまいました。

ただ、自分自身かなり集中して勉強してきたので、その自信を糧になんとか乗り切ることができました。

派遣検定に合格した時の気分は?

正直かなりホッとしました。ここでは多くは語りませんが、一度で合格はできなかったので、今思えば『今回で必ず受かるという強い気持ち』や『勉強と向き合う時間』が足りなかったとあらためて反省しています。

これから受ける方には、ぜひ自分なりの意思決定をしていただき、個々に適した勉強方法で自分と向き合い、合格を目指して努力していただければと思います。

この度はありがとうございました。

派遣検定合格者の声:東京本社 営業部 吉田さん

【所属】カインズサービス 東京本社
【氏名】吉田 俊喜
【出身】神奈川県
【趣味】サッカー
【得意な職種】軽作業系、コールセンター

派遣検定試験に向けての工夫や勉強方法

当社総務の担当者が検定試験対策のサポートをしてくれて、毎週30分の勉強会を開いてくれたのですが、そのおかげで非常に学習が捗りました。

正直それまではあまり勉強できていなかったのですが、その勉強会に積極的に参加することで、勉強する機会が増えて、受験に対して前向きな気持ちになっていきました。

勉強会では、本番さながらの出題形式で予想問題を出してくれて、その内容がとてもわかりやすかったです。

その他にも、上司から譲り受けた派遣検定テキストを読み込み、直前には過去問題集を2回繰り返して解きづつけ、1日4時間ほど勉強しました。

集中して勉強する時間を確保することが、確実に合格する道だったのだとあらためて感じました。

派遣検定試験の難しかったところ

派遣契約における契約書関連の問題が難しかったです。

実務上でもそうですが、日頃から多くの契約書類を取り扱っているので、細かく記載されている内容を思い返すのに苦労しました。

試験を通して、自分自身が理解しきれていないことを、あらためて深く知る機会をいただけたのはよかったです。

また、職業安定業務統計の地域指数の計算問題を解くのに苦労しました。

派遣検定に合格した時の気分は?

一言でいえば最高です。長い戦いから解き放たれた感覚です。

これから派遣検定を受けるという人は、早めに試験対策をやっておくことをおすすめします。

少しずつ準備を始めて、試験の2週間前くらいには本腰を入れて、多くの学習時間をとることが合格への道に繋がると思います。

今回、合格できて本当に晴れ晴れとした気持ちになりました。

この度はありがとうございました。

まとめ【2022年】派遣検定合格者に聞いた!効率的な勉強方法・試験対策のコツとは?

まとめ【2022年】派遣検定合格者に聞いた!効率的な勉強方法・試験対策のコツとは?

今回は派遣検定の内容と、当社の派遣検定合格者へのインタビューを掲載させていただきました。

もし、本記事を読んでいる方で、これから派遣検定を受けようと考えている人がいたら、以下のことを徹底していくと合格率が上がるのではないかと思います。

  • 前もって試験対策の準備を始めていく
  • 試験1ヶ月前になったら、本腰を入れて学習時間を増やす
  • とにかく過去問を解いて、多くの問題を解くことに慣れる
  • 間違った問題を流さずに、深堀りして理解できるまで調べる
  • 「必ず受かる!」という「強い執念」をもって取り組む

あまりに早く勉強を始めても学習へのモチベーションを維持することが難しいと思いますので、徐々に少しずつ始めて、直前になったら集中して学習時間を確保をしていくことが大切なのでしょう。

とにかく「受かりたいんだ!」という強き執念をもって挑むことが必要ですよね。

本記事が受験予定者の方のお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。